『インプット大全』を読んで実践したこと
樺沢紫苑先生の新刊、『インプット大全』。
昨年発売された『アウトプット大全』がアウトプットの集大成の本に対して、『インプット大全』はインプットの集大成の本。
最近はアウトプットブームですが、アウトプットがうまくいかない人はまず、インプットから。
なぜならインプットとアウトプットは表裏一体だから。
私も樺沢先生の影響を受けて Facebook やブログ、Twitter などを始めてみましたが捗らないことも多く、今回、インプットから見直そう!って思うことが出来ました。
アウトプットのハードルが高い方はまずインプットから始めてみてはいかがでしょうか。
私が『インプット大全』を読んで、特にやりたい!と思った3つを実践してみましたので、結果をお伝え致します。
AZ で行こう
AZ とは、「アウトプット前提」という意味。
何でもインプットする際には、アウトプットを前提にすると記憶に残りやすくなるようです。
それも、出来るだけ具体的に、どんなアウトプットをするかまでを明確に決めておくと、より多くのインプット出来るとのこと。
何となくするのではなく、ゴールを決める。
何をするにも、出来る限り明確な目標を立ててから行動することにしました。
それによって自分らしい気づきが得られるのだと思いました。
実際、映画や本、テレビなどを物凄く集中してみると、あまり人が注目しないところに気づくことは多くなりました。
特に直近で観た映画の4作品は意識して観たため、かなり深く観ることができ、内容もかなり細かく覚えています。
まぁ、観点がマニアック過ぎてほとんど共感を得られないことも多いですが(笑)
特に映画やドラマが好きなので、「何かを発見しよう!」と集中して観ることは楽しかったです。
観察する
私が『インプット大全』で一番実践したいと思ったのが、この観察するの章です。
観察力のない人は、1本の映画から「30」の情報しか取れませんが、観察力の高い人は、1本の映画から「100」の情報を取れるというのです。
そして、意思決定を行動がスピードアップするといういいことだらけ。
早速試してみました。
電車などは、結構人をジロジロと見ると、目が合って気まずくなったりと難しかったため、歩きながらサクッと見える人、後ろ姿の人などをさりげなく観察。あっ、こういうファッションが流行ってるんだなとか、そんな傾向はわかってきました。でも、知らない人にあまり自分自身が興味を見いだせず。
なので、もう少し興味が湧いてきそうな、職場の人を出来るだけ観察してみたら、座席に置いてあるもので、今まで気がつかなかった趣味がわかったりしました。同僚がこんなことに注目しているんだとか。好きなブランドの服を着ているんだなぁとか。あと、結構左利きの人って多いんだなぁとかわかったりと気づきは確かに増えました。
あと、食レポももっと書き方を工夫したい!と思いました。食べ物の知識に疎いため、「美味しかった」しかないことや、好き嫌いが激しく、美味しくなくても例えば麺類は硬めが大好きなので、その事しか頭になかったりしていました。
そのため、『インプット大全』にあった、
「骨つきチキンは「ボイル」なのか、「焼き」なのか」などというような普通の観点がなかったため、目から鱗でした。
食レポをもっと観察して、観点を増やしたいと思いました。
想起練習はすごく良い!
インプット直後にアウトプットするの章にある、記憶したことを何も見ずに書き出す「想起練習」を映画をみた直後に実施してみました。
すると、非常に記憶に鮮明に残り、その後の感想も書きやすくなりました。
下記はアルキメデスの大戦の想起練習。
(映画のネタバレをしているのでご注意ください)
樺沢先生のノートをモデリングしています。
これからも、想起練習を続けていきます。
次にやりたいこと
次に実践したいと思っていることは、やはり、スマホ時間をもう少し減らしたいですね。スマホやSNSは1日1時間以内と書かれていますが、アプリで勉強していたり、動画も見ているとなかなか1時間以内に留めることは難しかったりします。
特に最近は特定の YouTuber さんにどハマりしてしまい、主要動画を全部見て、その交友関係も把握、仲良しYouTuber の関連動画まで見てしまいました。
『インプット大全』のP183 も6個で軽症でした。やばいですね。
通知はほとんどオフなので、「スクリーンタイム」で使いすぎになりがちなアプリをとりあえず1時間半に設定しました。
スマホ依存から脱却し、インプット、アウトプットの時間をもっと増やしたいと思います。
まとめ
樺沢先生ファンの私としては、樺沢先生のことが沢山書いてあったのが凄く嬉しかったです。
日々物凄いアウトプットをされている樺沢先生のアウトプットを支えるインプット術。
ぜひ本書を読んで、80個のインプット術の中で、気になるところから実践し、身につけていかれてはどうでしょうか。