自分って必要とされていないような気がするとか、そんな風に感じている人には是非是非、見て欲しい名作〜Diner ダイナー
映画『Diner ダイナー』観ました!
凄く良かったです!!
ちょっと泣けました。
良すぎて感想を何日もあたためておりましたが、そろそろ投稿します。
ストーリー
小さい頃、母親に捨てられたことで自己肯定感がかなり低いオオバカナコ。
目的もなく生きており、社会とも繋がっていないような孤独な世界に閉じこもっている。そんなカナコが道でもらった1枚の写真に興味を持つ。
ここに行ってみたい!と思い、その旅行代を稼ぐため、バイトを探して出会うのが、殺し屋に料理を提供しているレストラン ダイナー。そこでのお話。
感想
即金 30万円 とかで検索するとああいう危ないバイトが出てくるのか…。へぇーっ(笑)と思いました。
みんなが殺し屋という、かなり非日常の世界だから、ピンとこないかもしれませんが、通常世界(?)に置き換えて考えるとかなり良いことを言っているなぁ〜と思うセリフが多かったです。
特にボンベロの数々の言葉は私にはかなり響きました。きっと今自分に足りないもの。欲しているものに合致していたのかもしれません。
あと、ボンベロのプロフェッショナルな精神がかっこいい♡
生きる目的って何だろう?とか、最近ちょっと虚しいなぁ〜とか、自分って必要とされていないような気がするとか、そんな風に感じている人には是非是非、見て欲しい作品ですね。
しっかり目的を持って生きようって思えます。
必要とされていない人なんていない。
何より、自分が自分を必要としているからということがわかりました。
何をするにも、何のためにするのか。しっかり考えて行動しようと思えました!!
冒頭の歌や踊りで、カナコの孤独な世界観がありありと描かれていて、沢山の人がいても、自分とはすれ違っていくだけで交わることのない、世界と断絶されている様子が良くわかりました。暗く寂しい世界。
旅行代理店で、オオバカナコという名前で、スタッフにクスッと笑われたり。なーんか嫌な感じの人でしたが、あれも本人の自己肯定感の低さが、そういう世界を映し出したのかもしれないなぁと。
世の中の優しさ度合いは、自分自身が決めているところもあると思います。
俳優陣もみんな豪華で、感情動かされまくりでした〜♡凄い俳優さんばかりなのに、誰も埋もれていないのが凄いです。ボンベロ役が藤原竜也さんなのも良かったです☆
あと、ボンベロの料理が美味しそう!どこかで食べられればいいのに!と調べてみたら、錦糸町パルコで8/31までコラボカフェがあるみたいですね。行ってみたいです。でもピクルスは苦手なんだよなぁ〜(笑)ハンバーガーのピクルスが凄く目立ってましたね。
そして、カナコが惹かれた写真の場所はメキシコだったのですね。私も興味を持ちました。
映画をみて、もっと他のボンベロの料理のレシピも知りたい!とか、メキシコに行ってみたい!とか思いました。
それだけ引きこまれる、珍しい作品でした。
あと、説明が丁寧過ぎて、わかりやすい作品だなと思っていました。
人によっては、説明し過ぎと感じるかもしれないほどの。
特に人物についての説明が丁寧でした。
でも、映画を見終わった後に沢山のレビューを読んだら、ラストについて、私は全くの勘違いをしていたようで、驚きました。
解説を見るとメキシコの風習を知っていれば当たり前にわかる内容だったようですが。
色々知れば知るほど、もう一回観たい作品です。