伝え方のノウハウが沢山詰まっていました! 〜会社では教えてもらえないムダゼロ・ミスゼロの伝え方のキホン
山口拓朗先生の著書、「会社では教えてもらえないムダゼロ・ミスゼロの伝え方のキホン」を読みました。
伝え方のノウハウが沢山詰まっていました。特に気になったところ、すぐに実践したいと思ったところをまとめてみました。
伝え方が下手だと起こる弊害
伝え方が下手だと以下のような弊害があるそうです。
- 仕事が滞る
- ミスが起こる
- 関係がギクシャクする
など。
それにより、
- 人が離れていってしまう
という恐ろしい結末があるそうです。
確かに、何を伝えたいのか、よくわからない人とは、距離を置きたくなるのも頷けますね。
私もそんな風にはなりたくないので、伝え方を身に付けたい!と思いました。
自分が言いたいことではなく、相手が知りたいことを話す
これは、自分もそういうところがあるし、身近にもそういう人は意外と多いなと感じています。
ついつい、自分が言いたいことを中心に話してしまいたくなりますよね。「私、こんなに知ってるの〜!」とアピールしたくなっちゃう気持ちもわかります。
しかし、そんな話ばかりを盛り込みすぎたり、アピールが中心になってしまうと、本当に話すべき焦点がぼやけてしまって、わかりにくくなってしまいますよね。
伝え方がうまい人は「相手視点」で話をするそうです。
池上彰さんの例で紹介された内容がとてもわかりやすかったです。
- 相手が知りたいことを話す
- 相手が理解しやすい順番で話す
- 相手が理解しやすい言葉・表現を使う
- 相手が興味を持つように話す
私も意識したいと思います。
他にも相手視点で話すための方法として挙げられていた、以下が参考になりました。
- 思いつきで話さない。準備してから話す
→忙しいとついつい準備を怠ってしまいがちでしたが、準備しないと誤解されたり、質問などで相手の時間も奪ってしまいますよね。
準備は物凄く大切だと思いました。 -
内容が曖昧にならないように、数字、固有名詞を使う
→全くその通りですよね。私も何となく遠慮して、NG例として挙げられている「なるべく早くください」などを使ってしまうことがありました。
よく考えると、「いつまでなのか」は優先順位を決めるためにも、とても重要な情報ですよね。遠慮して余計に不親切になっていることがわかりました。曖昧な言葉は使わないようにしようと思います。 -
一言で言い切る
→これはなかなか難しい!繰り返し、練習したいです! -
ジェスチャー、アイコンタクト、声の出し方など
→なぜか身振り手振りが出来ない私(笑)にはとても参考になりました。とりあえず話すときに、本のような身振りを取り入れてみようと思いました。
また、パワポの作り方の文字の大きさなども具体例に書かれており、非常に参考になりました。
まとめ
本書全体を通して感じたことは、
「相手のためにいかにわかりやすく、どうやって伝えるか」
すべてそのように考えて工夫していくことで、わかりやすい伝え方になるという優しい内容でした。
本書をに書かれていることを意識して実践し、伝え方をアップさせていきたいと思います。
山口拓朗先生、素晴らしい本をありがとうございました。