獣になれない私たち 3 話 感想
獣になれない私たち 3 話 の感想です。
相変わらずネタバレ感想なのでご注意ください。
4 話と一緒の記事にしようかなと思いましたが、3 話だけネタバレしても良いという人もいると思い、分けておきました。
あらすじは公式ホームページを参照してください。
第 3 話
https://www.ntv.co.jp/kemonare/story/3.html
感想
やっぱりドラマ「カルテット」と似ていますねー。登場人物の非常識ぶりがどんどん出てくる。
晶 (新垣結衣) の恋人京谷 (田中圭) は元彼女 朱里 (黒木華) と 4 年も同居している。京谷と朱里が別れた時に朱里が無職だったために、仕事を探すまでという条件で同居していた。しかし、朱里は一向に仕事を探す気がない。前話では、一日中引きこもってゲームをしている状態でしたが。
今回はさらに居候しているのに、京谷宛の郵便物を無断でネットオークションで売り、その売上で突然うさぎを買ってくるというあり得ない状態に。
わがまま言ってないで働けよって思いますが、別れた理由が京谷の都合によるもの。好きな人と別れて、仕事もなく、ゲームなどに逃げ込んでしまった状態ってなかなか抜けるのがつらいはず。悪い方向に向かってしまうのも無理もない。なので、この人は人柄というよりも状況がそうさせてしまっているような感じがします。今はいらっとくる人ですが、最終的にはいい人または仕事を見つけて幸せになって欲しいなぁと思います。
もうひとりのひどい人(笑)恒星 (松田龍平)。
この話の最後のセリフもひどかった。晶をホテルに誘った理由が、晶と自分の大嫌いな兄の「人の世話を焼く、いつも笑顔」な部分を重ねて、晶に関係ない復讐をしようとしていたことが理由だったということ。それを本人に直接言うのも性格が破綻している。しかも、それも酔っ払って忘れているわけですから。なんかあっても責任も取りそうもない感じ。
私はこれで「恒星とは関わりたくない!」と思いましたね。
こういう人って変に冷めていて、人の気持ちの深いところまで読んでいないような気がして、共感して欲しい場面などに「その程度のことで?」くらいな温度差で扱われそうな感じがするんですよね。思いっきり、思い込みが入っていますが(笑)あくまで 3 話までの気持ちです。
例えば「私昨日、22 時まで残業しちゃったよ~疲れた。」みたいな言葉に対して「お疲れ様。ゆっくり休んでね。」みたいな共感が欲しかったのに、「22 時ならちょっと疲れるかもね。」とか、「僕は 0 時まで残業したよ。」みたいな返答の人。
とはいえ、あまりにもご機嫌取りみたいなのも嫌なので、難しいですよね。「ひどい会社だ!」みたいなのも嫌だし、「手伝いに行きたかった」みたいなのもちょっと大げさかな。うーん。私がわがまま女子なのかもしれません(笑)
話を戻しますが、関係ない似た人に復讐ってほんとあり得ないですね。
未遂に終わりましたが、そういう問題ではない。そこまで悪人じゃなかったとしても、間違ってやってしまったことに対しての責任は取らない気がするんですよね、きっと。
その無責任さが嫌ですね。
あと、晶のキャラが重いなぁ。。。
周りに時間を奪われて、ストレス抱えて。ちょっとしんどいですね。
「カルテット」も重かったけど、ギャグ満載だったのに対して、こっちは重い中に無理やりギャグを入れている感じがします。分担とザボンとか・・・それも笑えない(汗)(私だけ?)
まぁ、どんどん新しい要素が出てくるドラマなことは面白いので、これからも見続けようと思います。
「獣になれない私たち」は日テレで毎週水曜日 22時から放送です。
公式ホームページはこちらです。