『学びを結果に変えるアウトプット大全』を読んでやっとスタート地点に立つことができました。


私は 3 年前に樺沢紫苑先生の本『読んだら忘れない読書術』に感銘を受け、樺沢先生のファンになりました。それから Facebook オンラインの塾である樺沢塾に入塾して、動画も見て、アウトプットすることの大切さを知り、その後発売された本の出版記念講演会やその他、様々なイベントに参加し、樺沢先生から沢山吸収させていただきました。

2018 年 8 月に樺沢先生の新刊、『アウトプット大全』が発売されました。

アウトプットの集大成の本だと発売前から情報をいただいていたため、この本には、知っていること(既に教えていただいたこと)が沢山書かれているんだろうなと思っていました。

実際知っていることは多かったです。

しかし、樺沢先生も良くおっしゃっていますが、「知っている」と「やっている」は違う。『アウトプット大全』に書いていることを私が全部やっているかと言われるとまだまだ全然できていないと思いました。

なぜできないのか。その答えが、この本にあり、そして先日の『アウトプット大全』の出版記念講演会である真夏のアウトプット祭りで気づきました。

それはビジョンです。

樺沢先生の本の内容を「知っている」から、「やっている」に完全にシフトできないのは、「ビジョンが明確でないから」ではないかと思ったのです。

私は先日『アウトプット大全』の出版記念講演会に参加し、内容を知った時に、「私はこの本を読んでビジョンを明確にしたい!」この『アウトプット大全』からはそれを学びたい!と思いました。

私はビジョンが明確でないというか、ビジョンの公言から逃げていました。その理由は、やりたいことの達成に自信がなかったのと、それが、本当にやりたいことなのかにも自信がなかったからです。

しかし、「本当にやりたいことなのか」自体、進んでみないとわからないですよね?その進むことすら怖気づいていました。そのせいもあり、樺沢先生から学んでいる他の仲間と比べて何か成長が遅いなぁと自分自身が感じていました。

そこで、私はここでビジョンを公言したいと思います。何人かには話したこともありますが、私のビジョンはやはりこれだなと思っています。

「自分自身が困難を乗り越えて、自分と同じようにできなくて困っている人がいなくなるような何かをしたい」

自分自身の困難とは、以下のようなものになります。

・新しいことを覚えることが難しく、人と同じスタートを切っても定着がかなり遅い。
・英語を勉強しても全然頭に入ってこない。
・仕事関係の勉強も挫折しまくり、試験にも落ちまくる。
・すぐに始めるが、ほとんど 4 日坊主に終わる。
・当たり前のことがわからなかったり、雑談が続かない。
・ガヤガヤしていると全く話に集中出来なくなる。

以前から発達障害も疑い続けていましたが、多分そこまではいかないグレーゾーンな感じなんだなと思っています。
運動すると信じられないほどまともなレベルに引き上げられるので、あ、多分これが普通なんだと普通の世界を見ることが出来ました(笑)これも樺沢先生の本のおかげです。

ただ、最近思っていることは、このちょっとできない自分だからこそ、気づけることや出来ることがあるということ。できないパターンが人よりも多くわかるし、できないで悩んでいる人も、「この人になら悩みを相談出来るかも?」とハードルが低くなり、誰かのお役に立てるかもしれないと思っています。

名付けてできない力!(笑)

「少しできない人」はもっとできる誰かにお任せして、「全然できないけれど、本人は何とかしたいと思っている人」に関わっていきたいと思っています。

あ、別に卑下しているわけでも何でもありません。「できない」は武器になるのです。

周りを見てもこういう人はあまりいないなぁと思っており(多分周りが優秀なんです)、ここから浮上出来れば大抵のケースは対応可能で、ビジョンに近づけると思っています。

とりあえずビジョンに近づくために今の困難を乗り越えたい。そのための目標が

・英語がすらすら話せて読めて使えるようになる。製品のローカライズに役立ち、使える情報がかなり増えます。自分の仕事は英語が読めるとかなり有利になります。日本語サイトでは全く見つからないような Windows や マイクロソフト製品、インストーラーの問題について調べることが多々あるからです。英語を学んで使える情報をもっと増やしたい。

・Python でやりたいことが全部出来るようになって、すべて全自動で仕事を終わらせる。これにより、単純作業をどんどん減らしていくことができて、残業時間が減る。単純作業に使っている時間をもっとクリエイティブなことに使えるようになる。

・仕事関係の試験(JSTQB)に合格して製品の品質を上げて会社やお客様に喜ばれる製品を作る。

とやることがいっぱいで。

まあ、1 つ 1 つこなしていくしかないと思っています。

まずはビジョンを公言しました。(73 率いる)
さらに打ち明けました。(25 打ち明ける)

上記の番号は『アウトプット大全』に記載されている、成長を加速させる 80 の方法の番号です。

ということで、私はこれを叶えますので、そういう人なんだなとお見知りおきいただけるとありがたいです☆

他にもコミュニケーション下手を克服する必要があります。これから色々な人に関わっていきたいし、自分に関わる人に良い気分でいて欲しいと思いますから。

これを克服するための方法も本にはたくさん散りばめられていました。特にコミュニケーション初心者の私には、

07 挨拶する
26 自己紹介する

などが参考になりました。

まずは笑顔で挨拶するところから。
「なにをしゃべるか」ではなく、「どうしゃべるか」の非言語的コミュニケーションを意識するところから始めていきたいと思いました。

また、自分の考えをうまく伝える練習として、

・もっと情報発信していこう(7 つのトレーニング法その 4 情報発信する)。
・SNS でコミュニケーションをしていこう(7 つのトレーニング法その 5 SNS に書く)。

と思いました。

『アウトプット大全』の出版社、サンマーク出版さんの企画であるアウトプットチャレンジコンテストがきっかけで Twitter も始めてみました。
はじめはなにを発信して良いのか全然わからなかったのですが、それでもどんどん発信していったら、だんだんと自分がどんな感じのことを呟きたかったのかが明確になってきました。

以前は考え過ぎて、不自然な感じがしていましたが、最近のツイートは、後から読み返しても、自分らしさが感じられるなと思えるようになりました。

まだ始まったばかりですが、私はようやくアウトプットの集大成のこの本のおかげで、ゴールに向かえるある程度の地図を書くことができたと思っています。

今までゴールの方向も分からず、何となく学びを深めていただけでした。何となく物足りなさを感じてもいました。

『アウトプット大全』のおかげで本当のスタート地点に立てたような気がしています。

著者の樺沢先生本人もおっしゃっていましたが、この本には何でも書いてあります。

おそらく、その人にその時に必要なもの。不足しているものを解決する方法が書かれているのだと思います。

誰が読んでも何かを解決してくれる。
そんな本だと思います。

変わりたい人。おすすめです。

「インプットしても脳内世界が変わるだけ、現実はアウトプットでしか変わらない。」

とこの本には書いてあります。樺沢先生から学んでアウトプットで現実を変えてきた仲間をたくさん私は知っています。私もそれに続いていきたいです。

さらに今まであまり本を読んで来なかった人には特に最適です。なぜなら、

・イラストが多くて今まで本をあまり読まない人でも読みやすい。

こんな感じです。

・最初から読まなくても 2 頁または 4 頁で 1 つのテーマが完結しており、パラパラめくって興味のあるところから始められる。
・アウトプットは自己成長に必須なもの。そのアウトプットについて基礎の基礎から書かれており、何も知識がない状態でも一気に理解が進む。
・現実を変えるための方法が 80 通りも書かれており、今まで何もやって来なかった人ほど、これからやれることがいっぱい書いてある。

そういう方はぜひ読むことをおすすめします。

とりあえず私は本の中でまだ出来ていないことをピンク付箋。その中でもビジョンにつながる優先的に行いたいことを赤付箋にしました。沢山あります。先は長いです(笑)

さらに細かく優先順位をつけて実践していきたいと思っています。

この 3 年間、私を導いて下さった樺沢先生の本。
その集大成の『アウトプット大全』と共にこれからも成長していきたいと思っています。

アウトプットして自己成長することの素晴らしさ、楽しさを教えて下さった樺沢先生には本当に感謝しています。

ありがとうございます!

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