気がきく人になるには?~『1 秒で「気がきく人」がうまくいく』第 1 章からの学び~
どうすれば気がきく人になれるでしょうか?
今日は客室乗務員 12 年の経験を持つ、マナー講師 松澤萬紀さんの著書『1 秒で「気がきく人」がうまくいく』で紹介されている、松澤さんが 500 万人のお客様から学んだ気がきく人の 38 の習慣より学んだことをアウトプットします。
1. 挨拶するときはきちんと相手に体を向け、目を見て挨拶する
松澤さんがテレビ「はなまるマーケット」生出演されたとき、出演の数分前にスタジオ入りしたそうです。
その時、松澤さんは出演者のみなさまに挨拶をしたのですが、時間が差し迫っている忙しい中だったため、台本に目を向けながらの挨拶の方もいらっしゃったそうです。
そんな中、薬丸裕英さんと、いとうあさこさんは、きちんと松澤さんの方に体を向けて、松澤さんの目を見て「こちらこそ、よろしくお願いします」と挨拶を返してくれたそうです。
松澤さんはその時の状況を「秒単位で進行する生放送にあって貴重な「1 秒間」を私に捧げてくれたことがとても嬉しく、私はすっかり二人のファンになりました」という気持ちをt抱いたようです。
こちらは、1 秒の気づかいで人間関係が良くなる例として本書で挙げられております。
私も大抵はできておりますが、忙しいときこそ丁寧に挨拶しようと改めて思いました。
2.自分が相手にしてもらいたいことをまずは自分が相手に対してする
松澤さんは 2015 年にフィジー共和国に留学されたそうですが、そのフィジー共和国の人たちが、人間関係の構築に長けていることを紹介しています。
彼らは見知らぬ人ともすぐに家族のように打ち解けるそうです。
松澤さんがその理由を質問すると、彼らはこのように答えたそうです。
「自分から、話しかける」
「自分から、してあげる」
「自分から、差し出す」
「自分から、気を配る」
とのこと。
松澤さんはそれを受けて、人間関係の構築に大切なことは、
「まずは自分から動くこと」
「自分から相手を受け入れにいくこと」
だといいます。
まずは自分から。「最初の一歩は、常に自分」
私も心がけたいと思いました。
3. できることが限られていても「ノー」で終わらせない
松澤さんの友人の CA マサさんのお話で、機内に汗だくの方が来て、「機内にハンカチは売っていますか?」と聞かれたようです。
機内にハンカチは売っていないのですが、マサさんはハンカチは売っていないお詫びをした後、汗を拭くオシボリと冷たいお飲み物をすぐにお持ちしたそうです。
松澤さんはそのお話しを聞いて、「どうすれば助けられるか」「どうすれば喜んでいただけるか」を HOW で考えてみましょうといいます。
私も、できることが限られていても、「相手が何を求めているか?」を考えて HOW で考えていきたいと思います。