アドラー心理学お稽古会第2回に参加しました!
5月26日にヒロさんこと小倉広さん主催のアドラー心理学お稽古会第2回に参加しました。またまた非常に濃い学びの時間になりましたので、内容をシェアしたいと思います。(私の気づきなので、間違いもあるかもしれません。ご了承ください)
前半は前回に引き続き、『アドラー心理学へのいざない』をみんなで輪読。最後にヒロさんが解説してくださいます。難しくて深いことが沢山書かれていましたが、ヒロさんの解説や、参加者の皆様とのワークにより、少しずつ理解することが出来ました☆特に印象に残った気づきは以下の通りです。
心のあり方が決めている
足などの体の一部に欠陥がある人でも、その欠陥を補償(=代替、手を使うなど)して、偉業を成し遂げる人もいれば、体が弱いから私は何もできないんだと弱者になる人もいる。だから、欠陥自体が問題なのではなく、それをどう捉えるかの心のあり方が影響しているのだということが、非常に印象に残りました。
起きたことについても同じで、その事実ではなく、その捉え方によって現実も変わるのですよね。
「〇〇がないと所属出来ない」と思うのは、その人の思い込みの場合もある
所属意識について。人間は昔からピューマなどに殺されないように、群れで行動していたというように、所属出来ないこと=死と同じような恐れがあるもののようです。
そして人は地位や特殊な能力などがないと所属出来ないと思い込み、優越性の追求をする(劣等性の補償、マイナスを消したがる)傾向があるとアドラーは言っているようです。
実際は、地位や能力などがないからといって、所属し辛いというのも本人だけの思い込みかもしれないということが、印象的でした。
自分も特に仕事で、「こんなのも出来ない自分はチームで積極的に発言しても足手まといになる」というように思ってしまう側面があったので、なるべく柔軟に、思い込み過ぎないように、楽に考えようと思うことが出来ました。
後半は 1 on 1 という方法で、クライアント役とカウンセラー役で分かれて実際にやってみるという実践ワークを行いました。「休日の過ごし方をもっと良くしたい!というテーマで、私はクライアント役をやらせていただきました。
私の場合、休日をもっと素晴らしくするためには、英語の勉強が終わることでした。
そのようにするためにはどうすればよいか。その答えが自分から見つかるようにカウンセラー役の方にうまく誘導していただけて、答えを見つけることが出来ました。
カウンセリングが受けられて得した気分です☆後半の気づきも紹介します。
まずは 10% アップを目指そう!
最高の休日を過ごすには、現状の休日の過ごし方に点数をつけ、いきなり 100 点満点を目指すのではなく、まずは+ 10 点を目指すといい。
カウンセラーは答えを言わない
カウンセラー役の人はクライアント役の人の現状を聞くと、ついつい「こうしたほうがいいよ」とアドバイスをしたくなりがちですが、アドラー心理学では、クライアント自身に答えを見つけてもらうようにするもので、カウンセラーは基本的に具体的な助言はしないそうです。
私は休日に英語の勉強をしようと思ってもなかなか出来ないことで、休日の過ごし方の点数が低いと思っていたのですが、毎日良いことを3つ書くことは、続けられているなど、出来ていることに焦点を当てて勇気づけていただけて、とても嬉しかったです☆
最後に
アドラーの考え方の軸となるものが第1期から第3期にかけて身体的→主観的(心・個人)→社会的(社会)というように移り変わったというお話しを聞き、さらにそれが、第1期が30代で第2期が40代、第3期が50代以降だということで10年単位で全く違う状態へと成長しているんだということを知り、非常に元気をいただきました!
私も10年単位で大きな成長をしていきたい!と思いました。ヒロさん、スタッフの皆様、ご一緒いただきました皆様、ありがとうございました☆