もう書くことから逃げない!書けない私に書く勇気をくれた本『そもそも文章ってどう書けばいいんですか?』


山口拓朗さんの新刊『そもそも文章ってどう書けばいいんですか?』、発売前からとても楽しみにしていました。発売したらすぐに購入し、読み始めたら面白過ぎて、その日に一気読み‼️

一気に読むのも私はなかなか難しい人なのですが、
本書は漫画が入っていたり、会話調でストーリーが進んでいくので非常に読みやすかったです。
しかも無駄がなく文章を書くためのノウハウを初歩の初歩から余す事なく伝えてくれます。

また、書くことが苦手な人は、書いた文章を良くするというよりも、そもそも何を書いて良いかすらわからないことが多いんです。

私もそう。

書かなきゃ!とか思っても1行も書けなかったりすることがあります。

この本はそういう人達を救済してくれます。
私も書けないけど、主人公のモモも文章が書けなかった。でも、モモは明るくて、文章が得意な先輩に教えてもらって素直に実践し、成長している。

モモと一緒に自分も書いていこう!って勇気が出てきます。

特に印象に残った部分を紹介します。

読者を置き去りにする文章は最悪

モジャ先輩の会話に出てきた一言。
これを読んで思いました。
うわぁ〜私のブログは最悪だぁと。

ブログの書評など、ほとんど一部の人にだけ分かればいいみたいな内容でした。
どうせ、こんなブログほとんど誰も読まないだろうという諦めのような感じ。
読んでもらえるような工夫を全くしていませんでした。

反省、、、

メイン読者は決めつつも、できる限り多くの人が読んで理解できるように書いていこう!

相手の立場に立つこと。

仕事などではそれなりに考えてはいましたが、書評などはわからなくても困らないからと相手の立場に立って書くことが疎かになっていました。これからは、常に読む人の立場に立って文章を書いていきたいと思います。

目的を明確にすること

文章を書くには目的がある。私はまだ目的の部分が弱かったんだなぁと感じました。
ラブレターを出す目的の例が非常にわかりやすかったです。

ラブレターで言うと私は「自分の気持ちを伝える」くらいの目的で書いていましたが、そこには「相手にも自分を好きになってもらう」などのもっと先の目的があること。
そこを意識して書くかどうかが非常に重要なことということが書いてありました。

例えば書評を書く目的でも

1.自分用のアウトプット
2.良い本だから、著者に感謝の気持ちを伝えたい。
3.良い本だから自分の周りの人(または自分と同じような人)に勧めたい。
4.沢山の人にこの書評を読んで貰えてそれがきっかけで本を読んで実践し、文章が書けるようになって欲しい。

みたいに目的はどんどん拡大出来る。
自分は今まで 2〜3 止まりで書評を書いていました。これからは 4 くらいの気持ちで書こう‼️いや、まだ今の自分の考えからは想像できなあ 5 や 6もあるのかもしれない。

目的は欲張っていいんだ‼️ということがわかりました。

書く前にしっかりと目的を考えようと思いました。

箸休め記事をお役立ち記事に変える

これも衝撃でしたね。
普段書いている何気ない記事も、ちょっと工夫するだけで、お役立ち記事に変身するというのです。

今まで全く気にしていませんでした。

毎日Facebook でランチ投稿などもしていますが、もう少し誰かに何か出来ることがあるのかも。
イベントに参加した時なども✨

誰に対して何が出来るのか?
考えたい!やりたい!
素直にそう思えました。

そして最後は自問自答

最後の章で

読者が知りたいことを意識しても、つまらない記事を書いてしまうケースは少なくない

というモジャ先輩の言葉

少なくないんだ!

救いの言葉でした。

私はそんなケースばかりだとなので、怖気付いて発信出来なくなってたりしました。

そんな時に自問自答。

早速してみました。
この自問自答の結果を持って、書評を締めさせて頂きます。

この本はおすすめです。

【自問自答1】
どうして?

この本は文章が書けない人に、書き始めようと思う勇気をくれるから。

【自問自答2】
どうしてそう思ったの?

私も文章が書けなくて辛かったから。良い本を読んで、すごく良かった!紹介したい!と思ってもなかなか伝わる文章が書けない。
何から書いて良いのかもわからない。そんな風に悩んでぐるぐるしていた。
でも、そんな私でも書評が書けたから。書き始めようと思う勇気をくれる本だと思うから。

【自問自答3】
どうして私は文章が書けないのか?

これの答えがとんでもなく長くなりました。しかももうブラック過ぎてやばいので、結論だけ簡単に言いますと、過去に文章を書く仕事をしていましたが、才能がなくて結局逃げたことがあるからです。

ただ、掘り下げた結果わかったことは、そのブラックな理由も書けない理由にはならない。
自分はそれを言い訳に書くことから逃げていただけ。

それに気づきました。

掘り下げると気付けることがある!

その逃げた頃は、文章の書き方についての本を読んで学ぼう!なんていう発想もなかったです。
徹夜や始発出勤を繰り返し、早く帰れた日は夜中までインターネット。一体何をしていたんだろう?と思います。

その頃拓朗さんの本に出会っていれば、違っていたかもしれません。

だからこそ、書くことが難しいと思っている皆さんにすすめたい。
書くことを諦めないで欲しいから。

私も逃げるのをやめるから。

一緒に書こう。

書けなくてもみんな勇気を出して書いているんだと、改めて書くことの大切さを考えさせてくれる本でした。

書くことへの勇気を後押ししてくれます。

書くことへの可能性を広げてくれます。

下手でもいい!書いてみよう。

そう思うことが出来ました。

拓朗さん、素晴らしい本をありがとうございました。

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