『自分を劇的に成長させる! PDCA ノート』 を読んで PDCA の回し方を改めて学んでみた


最近とある事情で PDCA に興味を持ち、何冊か本を読みました。中でも『自分を劇的に成長させる! PDCA ノート』(岡村拓郎/著) がかなり参考になったため、紹介致します。

PDCA とは

PDCA とは

Plan (計画)
Do (実行・実績)
Check (評価・気づき)
Action (改善策)

といわれるビジネスフレームワークです。
エドワーズ・デミングらによって提唱された概念で、製造業における品質管理や生産性向上のために使われるようになりました。

PDCA は最近はビジネスパーソンであれば誰でも知っているかもしれませんが、本書は知っているだけでなく、きちんと回せているかどうかを言及しています。

PDCA を回せない理由

本書では

優秀な人・・・PDCA が高速で回っている
だめな人・・・PDCA が回っていない

とされています。

そして PDCA を回せない理由は

・回し方を知らない
・回す仕組みを作っていないから

とのことです。

しかし、

・ノートとペンがあれば、誰でも PDCA は回せる
・PDCA ノートの作り方、書き方、考え方、高速で回す方法はこの一冊ですべて身につけられる

と書いてあったため、期待が持てました。

実際読んだら物凄く読みやすい本で 1 時間で PDCA の回し方が理解できました。

特に印象に残った PDCA の特徴を紹介します。

PDCA は毎日回せ

本書では、PDCA を回す回数が多ければ多いほど修正の能力がかからないといいます。
なぜなら、Check してうまくいっていないところを改善するのであれば出来る限り早いほうが軌道修正しやすいからです。確かにそうですよね。
良く、仕事で期末に 1回とか、1年にいっぺん PDCA を回すようなところもあると思いますが、その場合、問題がわかってもその年にはほとんど何もできず、対応が後手後手にまわってしまいます。

これは個人の人生プランにも同じことが言えます。
特に響いたのが

すべての成果は「今日何をやったか」の積み上げの結果でしかない

という言葉。
そのとおりだと思いました。

PDCA の前に G を置け

本書では、PDCA の前に G を置けと言っています。
G とは Goal のことです。

まずはゴール(目標)を決めること

これは具体的(数値化)でかつ目標を達成したことがわかる目標にすることが重要なようです。

PDCA ノートの書き方は、A4 のノートを横にして使います。方眼ノートだとなお良いとのこと。
気になる方は本を読んで見てください。

買って損はない本だと思います。

私は今日から毎日 PDCA を回します☆

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