もしアドラーが上司だったら  

小倉広先生の『もしアドラーが上司だったら』を読みましたので、感想をアウトプット致します。

本書は物語風になっているため、非常に読みやすく、一見難しそうなアドラーの教えをわかりやすく学ぶことができる本です。
特に印象に残った気づきをまとめました。

課題の分離

自分がどんな行動を取るかだけが自分の課題であって、相手がどう受け取るかは相手の課題であって自分の課題ではない。

→私も心が弱っている時は、他人に期待することをして貰えなかったり、他人に冷たい態度を取られたりすると、ひどいなと思ってしまうことがあるけれど、それも他人の課題を抱え込んでいるから辛くなるんですね✨
自分の正義を貫き通すために大きく背中を押して貰えたような教えに心が震えました✨
実際には感情がついていかないこともあるかと思いますが、素晴らしい考え方なので、心がけていきたいと思いました。

永遠の視点

→この考え方には驚愕しました。私もこれまでの人生で、似たようなことで悩んだことが何度かあり、大きな共同体を守れたことも、個人を優先してしまったことも両方あったため、迷いが吹っ切れました。

共同体感覚

自分を大切にする!そして自分のことと同じように他人のことも大切にする✨

→すごく良い考え方だと思いました。

行動は自分の意思で選択をし、その決断の責任も自分で取る。

止むを得ず選ばざるを得なかった選択でも、選んだ以上それは自分が決めたこと。

→自分も今までの人生で色々ありましたが、基本的にこの考えで生きて来たから救われた部分も多かったと思います。

信用と信頼

信用と信頼は違う。信用は条件付き、常にエビデンスを求める。会社のルールは信用で動く。

→信用と信頼の併用というのは、一見わかりにくいように思いましたが、本書は物語になっていたことで、会社として信用で行動し、1人の個人としては信頼するということが自然に出来ることがわかりました。

そして物語の結末も感動‼️

アドラーの教えがわかりにくいと思う方にもおすすめの本です。

 

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