展覧会「ムンク展―共鳴する魂の叫び」を鑑賞しました☆

こんばんは!蓬莱梨乃です♡

東京都美術館で 2019/1/20 まで開催されている展覧会「ムンク展―共鳴する魂の叫び」を鑑賞しました☆

行く前にお友達から教えていただいた公式ガイドブックでムンクについて予習!

公式ガイドブック!非常にわかりやすく、一気にムンクに詳しくなりました。予習して本当に良かったです!教えてくださったお友達に本当に感謝です♡

いまなら、ムンクってどんな人?って聞かれても15分くらいは説明できるくらいになりました(笑)

歴史もガイドブックがわかりやすかったため、すっと頭に入り、パリに行ってたこともあるんだ。とか、浜辺のインゲルの絵を見た時も、あっ、妹だとすぐに結びつきました。なんか、以前よりも記憶力が上がった気がする、、、!

ガイドブックなどを全く見る前に思っていたのは、ホームページやムンク展に行かれた方のSNSなどを軽くみただけで、生涯独身で自画像ばかり描いているナルシストだったっていうイメージでした。だからかなり孤独な人生を歩んできたのかなと思っていたのですが、結構いろんな女性と交際してるんじゃないかと(笑)それにかなり深い関係にもなってますよねwww

全然普通じゃないか!普通に画家の仲間もいたり、家族を大切に思っていて、家族や恋人の絵も多かった。

これを書いた時はこう思っていたんだぁ~とか、ガイドブックを見ていたので、絵とムンクの思いが繋がってより身近に感じられました!!

あと、失うものに関しての恐怖感をすごく感じました。

家族を次々に亡くしたので無理もないですが、、、涙

死や老いに対する恐怖とかも、私はあまり直視したくないし、考えないようにしているけど、画家は絵にすることにより、その時の気持ちをずっと残しておくことができるんだなぁと感じました。

文章でも残せるけど、絵だと映像として、ありありと残るし、詳細な内面まで見えてくるんだなと。絵の具の濃さや勢い、筆圧などからも溢れる思いが伝わる。

月光の柱とか、昔から変わっていない特徴もあり、1人の人の人生がかなり見えた感じがしました。もちろん勝手な想像なのだけれど。

絵を通して1人の画家の人生が見られるって凄いなー。亡くなっても後世までムンクという人の思いが伝わるんだから、人気アイドルなみに有名人ですよね。

後、ガイドブックでは、絵の大きさまで、気にしていなかったので、実際の絵の大きさに差異があったのは、面白かったですね。

私が特に印象に残った絵を紹介します♡
すみませんが、実際の絵は検索等ですぐに出てくると思いますので、画像は貼りません。

病める子

結核で若くして亡くなってしまった姉を書いた絵でしたが、死神が見えるっていうのが、インパクト大でしたね。

ダニエル・ヤコブソン

ムンクの主治医である、ダニエル・ヤコブソンの等身大の絵。等身大に書かれていて、堂々と立っているけど、左脚が馬の蹄の形というのも、医者に支配されているけれど、支配しているんだみたいな気持ちが現れているというのが凄いと思いました!

疾駆する馬

黄色い丸太とともに、極端な短縮法を使ったというのが新しい挑戦で素晴らしく、さらに、驚いて仰け反っている女性のオーバーアクションぶりが躍動感を表していて凄い!

赤と白

無垢な女性と情熱的な女性との対比が凄い!対照的な色を上手く使い分けているなと思いました。同じような理由で、「青いエプロンをつけた二人の少女」も気に入りました☆

人物だけでなく、風景画や写真にも挑戦したムンク。

色々と風変わりなことをしたり、新しいことに挑戦していく。ただ者では終わらない!突き抜けたい!他と比べても頭一つ抜けているような人を目指していたのではないのかなと感じました。野心家っぽく感じましたね。

それも、天然でそうなのではなく、計算してそうしているように見えました。

ちょっとくせのある人かな(笑)

あとやはり、事前情報にもあった、ナルシストぶりを感じたのは、自分の絵をとても大切にしていたこと。

絵が売れると、同じものを2枚描いて1枚を手元に残していたとか。

ここまで1人の人のことがわかるのって凄いなと改めて感じました。

ムンク展が、ムンク1人だけの、オールムンクな展示会だっただけに、より深く入りこめたのも良かったと思います。

あと2日で終了ですが、気になる方は是非。詳しくは公式ホームページのこちら
https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_munch.html

当日券は Web で購入できます。でも、ガイドブックを購入すると当日美術館で購入すれば 100 円割引で購入できる割引券がついています。私は Web で購入してしまったので使えなかったですが(笑)

あと、例の写真も撮っていただきました!

前髪伸び過ぎて、怪しいツーショット写真がうまく撮れて良かったです(笑)

本当に行けて良かったです☆

蓬莱梨乃でした!

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